亡き父に捧ぐ秋刀魚の綺麗な食べ方

秋と言えば秋刀魚。
めっちゃ大好きで、秋刀魚の塩焼きを食べている時に「日本人で良かった…」と心の底から思います。
秋刀魚以外の美味しい物を食べている時も同じように思いますが。

以前働いていた会社のブログで書いたネタをここでも書きます。
閉鎖済みの会社webページをwebアーカイブのサイトで漁っても、当該記事は見つかりませんでした。
コピペで済ませようと思ったのに(笑)。

まぁ、これを見てください。

秋刀魚を綺麗に食べることは自慢の特技です。
でも、レモンは勘弁してください、レモンは。

見た目がヤンキーやヤ◯ザな感じの人が、綺麗な字を書いたり、秋刀魚を綺麗に食べたりすると、そのギャップの効果でとてもいい人のように感じて見直してしまうよね。
だから綺麗に食べることに損はない。

これだけ綺麗に食べられるようになったのは、亡くなった父親の躾のおかげだと思います。

父親は魚を食べるのがとても上手でした。
ただ、歯がなくて、せっかく作った入れ歯を使わない人だったので、小骨を食べることができない。
それ故に、ワタを食べることができませんでした。
それでも食べられる部位を綺麗に取り出して、上手に食べていました。
小さいころから「お前の魚の食べ方は汚いなぁ…」とぼやかれて育ちました。

子供の頃は苦手でしたが、大人になってワタの旨さに気づき、それからかなり真剣に秋刀魚の塩焼きと向き合いました。
俺が40歳を迎える頃だったでしょうか。
「箸を何回も入れるから汚くなる」ということに気づきました。
できるだけ少ない回数で身を大きく取り出すように心がけたら、ここまで綺麗に食べられるようになりました。

飲食店で秋刀魚の塩焼きを食べて、店の人に「すごく上手に食べるね!」と褒められたことが何回もあります。
「うちの店のお客さんの中で一番綺麗に召し上がる」と言われたこともあります。
これは自慢できることなんだな…と思うようになりました。

本当は「魚を食べた形跡が残っていない」くらい綺麗に食べたい。
頭からかぶりついて、背骨から尻尾までもを噛み砕く。
そのためには歯を丈夫にしないと難しいでしょうね。
なので、今はこれが限界です。

妻もとても上手に食べられるようになりました。
やっぱりポイントは「箸を入れる回数を極力少なくする」です。

 

親父、これなら文句ないでしょ?