iPadをWindowsのサブディスプレイに

コロナ禍でテレワークをされている方、とても多いと思います。
俺もそんな一人です。

俺の最も主となる業務内容は、web制作。
作業中はメインのモニタでコーディング&プレビューしながら、もう1枚のモニタでChrome Developer Toolsを開いて調整&確認しています。
会社では23インチモニタを2枚使っていました。
去年の4月からのテレワークにより家で作業するようになりましたが、家のデスクにはモニタ2枚は置けません。
半年くらいは23インチモニタ1枚だけでなんとかやっていたのですが、どうにも効率が悪い。

MacはSidecarという機能でiPadをモニタ代わりに使える。
もしかしたらWindowsでもそんなことが実現できるアプリがあるのでは…?

やはりありました。
Spacedesk
まずはこれの“Server”をWindows 10にインストール。
次にサブディスプレイとして使用するタブレットなどにアプリをインストール。
そして同じLANネットワーク上にそれぞれが存在すれば、繋がるという仕組み。
あとはWindowsのサブディスプレイの設定と同じように、位置や解像度などを調整すればOK。
非常に簡単である。

しかし普通のディスプレイ2枚使用時と比べたら、タブレットに映っているのは多少のもたつきなどを感じてしまう。
表示される映像の品質を落とせば反応速度は上がる。
妥協できる点を見つけてみた。

少しくらい妥協してでも、テレワークでサブディスプレイが使えるようになったのは嬉しい限り。
たまにiPadがフリーズして、アプリが落ちてしまうが、無料でこれだけ使えるし、文句は言いますまい。
なによりも圧倒的に作業効率が上がったことに大満足。

そして今年の8月。
今まで使っていたiPad Air(第3世代)の10.5インチじゃどうにも小さく感じてしまうようになった。
まだテレワークはしばらく続くし、環境を見直すことに。
考えうる選択肢としては以下の通り。

  1. 23インチモニタを大きめの4Kモニタに買い替え
  2. iPad Airの使用をやめて、家にある20インチモニタをなんとか設置して使用
  3. 12.9インチのiPadを新たに購入

1.は作業領域は広くなるはずだが、使用するにあたり表示するテキストサイズを大きくしなければならない。
そうすると制作したWebを確認するのに一般的な環境を再現できなくて不向きとなるので却下。

2.はやはり今のデスクだと狭すぎる。
デスクを買い替えたとしても、大規模な部屋の模様替えとなってしまい。これも却下。

そうなると、やっぱり3.という選択肢になる。
ちょうど妻が自由に使えるiPadが欲しいと言っていたので、iPad Airを妻に与えて、俺は12.9インチのiPadを使おう。

iPad Airを買った時と同様、Appleの整備済み品をチェック。
iPadとしての役割は、別にそんな高いスペックは必要ないし、ストレージも小さくていい。
手持ちのムービーファイルを入れて手軽に見るくらいのことはするかもしれないが、PC代わりに使用する想定はない。
あと、Mリーグが始まったら、AbemaTVの視聴に使うだろう。

最近の整備済み品の入荷状況とか調べていくと、12.9インチiPad Pro(第3世代)がちょうど手頃なようだ。
入荷してもすぐに売り切れていることが多いようだから、それなりに人気と需要があるのだろう。

そしてお盆前に知り合いの大工の田村源三さんが部乱目町の平和を守るとともにiPad代を稼がせてくれた。

12.9インチiPad Pro Wi-Fi 64GB(第3世代)で、74,800円(税込)。

届いて早速設定すると、とても快適。

10.5インチ→12.9インチ。
たったこれだけでも快適さって違うもんなんだなぁ…と実感できた。

Macbook AirにSidecarで繋いだときは最強だと思った。
基本はWindowsで作業しているけど、たまにはMacbook Airで作業してみようかな。