今日は母親の第九の演奏会。俺も出演を誘われたが、なんとなくパスしてしまった。
日本人にとって第九とは年の瀬の風物詩。しかしそんな風習があるのは日本だけ。海外では第九を演奏したことのない音楽家の方が圧倒的に多い。その証拠に、日本で行なわれる第九の演奏会のソリストが外国人だった場合、高確率で譜面を手に持って唄っている。日本人ソリストなら、暗譜は当たり前。彼らにとって年末の第九ラッシュは「餅代稼ぎ」と言われることさえある。
今日の第九はオケも合唱団もアマ。やっぱりオケはプロがいいなぁ…とつくづく思った。