シロ子の小冒険

家に着くと、いつものシロ子の出迎えが無い。シロ子の名を呼びつつ家中を探したが居ない。「まさか誘拐?」と思った。しかし誰も侵入した様子はない。
我が家のデッドゾーンの存在を思い出した。家具・ニューパル・段ボールに囲まれた空間で、かなり高さがあって、猫1匹がやっと通れる位の隙間なのだが、物で塞いであるので横方向から入るのは不可能。物を除けてみると、きょとんとした顔のシロ子が居た。
イタズラ心で上にあるほんの少しの隙間から入り、2m位を落下し、出られずにいたらしい。ケガがなくて良かったよ…。