思い出のホール_14

今回は2000年~2005年あたりの新宿界隈。
しっかり通ったのは金馬車を除けば2店舗かな。

富士 新宿店

住所:東京都新宿区新宿3-6-13

マニア間では超有名な「動物園」。
俺が通い始めた当時の設置機種は、アニマル、リノの他に4号機がチラホラと。
タロットマスター、フュージョン、不二子、獣王など、真ん中のシマはちょいちょい入れ替えていた。

ルールは台移動自由の等価交換。

初めてアニマルを打ったのがかなり遅かった俺でもその魅力の虜になり、負けるとわかっていてもガンガン突っ込んでいる自分がいた。
7図柄と集中確定目がとにかく大好き。
毎ゲームオレンジテンパイ→右リールでハズすという手順を繰り返したおかげで、集中開始ゲームを見極めることで快感を覚えた。

アニマルもリノも音が出ない台が多く、ほとんどの台ではランプが切れていた。
そしてアニマルはクレジットの7セグがちゃんと表示できない台も多かった。
俺は音が出て状態のいいアニマルの7番台を「My7番台」と称して、7番台ばかりを打っていた。

リノはたまに打つ程度。

金歯でプレを打っている時、突然肩をポンと叩かれたことがあった。
振り返ると動物園園長(富士の店長)。
彼の台の目押しを頼まれた。
この時に初めて会話を交わした。
以降、金歯で会えば挨拶し、動物園で会えば「あの台1箱持ってった」とかの情報もいただくことになる。

ある日は、閉店間際にリノで連チャンが始まって、BIG中に蛍の光が鳴り始めた。
BIG終了して「リセット! 急いで…!」と思っていたら、園長がゆっくりと来て「残念だなぁ、うちは蛍が鳴ったらリセットしないんだよ」と言われ、連チャン中で閉店してしまったことがあった(当時の日記)。

動物園のバイトと言えば色褪せた赤いトレーナー。
その若い子たちとも会話を交わすようになり、ある日は店に着くなり女性店員さんに「ホームページ見ましたよぉ」と声を掛けられた(当時の日記)。
アニマルとリノで検索してたどり着いたらしい。

完全に色々とバレてから2年ちょっと経ち、ついにその女性店員さんから閉店告知がされた(当時の日記)。
そして最後の日を迎えた(当時の日記)。

園長、まだどこかで元気にしてるのかなぁ。

BIS-II 新宿店

住所:東京都新宿区歌舞伎町1-15-4

初めてこの店の存在を知ったのは、弾き語り仲間のK君から「BIS-IIのテンタクルズで食ってる」と聞いたのがきっかけ。
俺は新宿で遊ぶことが多かったが、歌舞伎町方面でパチスロを打つにしてもグリンピースタワー店で事足りていたので、BIS-IIの存在すら知らなかった。
その少し後、プレリュード2が導入された。
しかしそれでも俺はBIS-IIに行くことはなく、金歯の導入後は金歯ばかり。
初めてBIS-IIに入ったのは、トムキャットが設置されたと聞いてから。
地下の広いスペースにトムキャットやらB-MAXやら大花火やらアステカやら。
今考えればそりゃ通うよな…というラインナップで営業していた。

ちなみにこの店はアルゼのロケテ店だったらしく、タロットマスター(Rじゃない方)とか、デカヘル(DH2じゃない方)とかを設置していたことがあった。

トムキャットが外された後もしばしば仕事帰りに打ちに行き、勝率はそこそこ良かったと思う。

忘れられない思い出が1つ。
その日は各シマに設定5・6があるというイベント。
俺は大花火を打つ。
高設定台の発表の際、戦隊モノのレッド的なヒーローが現れ、後楽園ゆうえんちのノリで俺の台に札を挿していった(当時の日記)。

その後、BIS-IIから足が遠のいた2007年頃に突然の休業からの閉店だった。
記憶が定かでないが。

 

参考:東京都|新宿区|ここって昔はパチンコ屋?

次回予告

次回は2003年頃の神奈川県厚木市…っていうか、愛甲石田のあの店。